データ
- 名称
- 小俣諏訪社 本殿
- 指定等区分
- 市重要文化財
- 指定年月日
- 平成15年2月26日
- 種別
- 建造物
- 所在地
- 笹賀小俣1822に隣接
- 所有者
- 小俣諏訪社
- 時代区分
- 江戸時代
- 付加事項
所属カテゴリ
- テーマ
- 松本城とその時代
- 地域
- 松本南部
- 分野
- 建造物
地図
解説
諏訪の名工 柴宮長左衛門の作
小俣(こまた)諏訪社は、小俣郷の鎮守として平安時代から存在していたと考えられます。
現存する本殿は、天明6年(1786)年に築造されたと考えられていて、間口約一間の一間社流造(いっけんしゃながれづくり)で、屋根の正面に唐破風(からはふ)と千鳥破風(ちどりはふ)をつけています。屋根は当初のこけら葺きから銅板葺きに変わっています。
社殿の部材が白木のまま使用されているのもこの時代の特徴です。社殿の周囲には数多くの彫刻がなされていて、海老虹梁(えびこうりょう)に上り龍・下り龍、手挟みは鳳凰(ほうおう)・波に鯉(外側)・松に鷹(内側)、妻飾りには鶴・唐獅子、脇障子には七賢人、その上の欄間(らんま)に上り龍・下り龍が彫刻されています。さらに、高欄(こうらん)の架木(かけぎ)にも龍がからんでいます。また、正面縁の下の羽目にまで柏に鳥、蘇鉄(そてつ)に鳥の彫刻が彫られています。
この社殿は、諏訪の名工である、柴宮長左衛門の作とされています。長左衛門は国重要文化財の下諏訪町にある諏訪大社春宮拝幣殿や千曲市の水上布奈山神社本殿など多くの素晴らしい建築をてがけています。小俣神社本殿も随所の彫刻に長左衛門の特徴がうかがえます。
また、本殿には多くの棟札が残されていて、本殿が何回か修復を受けていることがわかります。






