データ
- 名称
- 大日如来坐像(大安楽寺)
- 指定等区分
- 市重要文化財
- 指定年月日
- 昭和55年3月18日
- 種別
- 彫刻
- 所在地
- 女鳥羽2-5-4
- 所有者
- 大安楽寺
- 時代区分
- 平安時代末~鎌倉時代初期
- 付加事項
所属カテゴリ
- テーマ
- 松本城とその時代
- 地域
- 松本城下町周辺
- 分野
- 彫刻
地図
解説
南無大師遍照金剛
真言宗大安楽寺は元は安楽寺と称し、由緒の古い寺です。ことに松本城の鬼門の方角、北東(艮 うしとら)にあるため、鬼門除けの鎮護の寺でした。
明治初年、廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)を強制されて廃寺となりましたが、後年復興して大安楽寺と改めました。
本像は現在客殿(位牌堂)に安置されています。
像容は金剛界の大日如来像です。如来ですが、大日如来は菩薩の姿に造像されています。
像高55㎝の寄木造、彫眼、漆箔(しっぱく 漆を塗り金箔をはる)。頭部は天冠台の上に宝髻(ほうけい)を結い上げています。額には仏の象徴である白毫(びゃくごう)を刻んでいます。
両腕を胸前に曲げて、指を組んでいます(忍者の指の組み方)。この型を印相と称し、智拳(ちけん)印と唱え、金剛界大日如来を示しています。
菩薩の姿ですが、宝冠や腕輪・胸飾りは失われ、条帛(じょうはく)を左肩より脇に下げ、裳(も)をつけて結跏趺坐(けっかふざ 座禅の形に坐ること)しています。


