データ
- 名称
- 地蔵菩薩半跏像(西善寺)
- 指定等区分
- 市重要文化財
- 指定年月日
- 昭和55年3月18日
- 種別
- 彫刻
- 所在地
- 和田境1317
- 所有者
- 西善寺
- 時代区分
- 江戸時代
- 付加事項
所属カテゴリ
- テーマ
- 松本城とその時代
- 地域
- 松本西部
- 分野
- 彫刻
地図
解説
中興明阿上人作、古式な様式をみせる
念来寺の本尊とともに移された仏像の一つで、像高は354㎝(頭頂より左足裏)、坐高は205㎝の、松本平にはまれな巨像です。桧(ひのき)材、寄木造(よせぎづくり)、漆箔(しっぱく)、白毫(びゃくごう)水晶製、玉眼嵌入(ぎょくがんかんにゅう)。やや面長でふくよかな頬、ゆったりとした腹部、膝張を大きくするなど、おおらかな感じをよく出しています。右手は右膝上で錫杖(しゃくじょう)を執(と)る形、左手は臂(ひじ)を屈して宝珠(ほうじゅ)を捧げています。腹部に裳(も)の結び紐をみせ、裳裾(もすそ)をかけて下ろした左足を、台座の前面に伸びた小さな蓮座の上にのせている(二重座つき)。衲衣(のうえ)の下半に描かれた金泥の唐草模様はまことに手が込む贅(ぜい)をつくした大仏で、「中興明阿(みょうあ)上人作」「正徳元年開眼法要」(1711年)と記録されています。本尊と同じく古式な様式をみせる優れた像です。

