データ
- 名称
- 今村観音堂の阿弥陀如来坐像
- 指定等区分
- 市重要文化財
- 指定年月日
- 昭和61年3月31日
- 種別
- 彫刻
- 所在地
- 笹賀今村827
- 所有者
- 笹賀今区
- 時代区分
- 室町時代
- 付加事項
所属カテゴリ
- テーマ
- 松本城ができるまで
- 地域
- 松本南部
- 分野
- 彫刻
地図
解説
定印の阿弥陀如来様見ておわす
像高63.6cm、寄木造漆箔(しっぱく)、定印の坐像で定朝様式の流れをくむ室町時代中期の作と思われます。
大きな寺院の本尊ではありませんが地方の豪族の信仰により造像されたものと思われます。螺髪(らほつ)細かく、顔容円満、体躯も堂々として安定感のある美作です。
この時期になると地方の堂にもこのような像がしだいに造られるようになります。なお、台座、光背もありますが、これは江戸時代中期以後のものと思われます。
定印の阿弥陀如来坐像とは結跏趺坐(けっかふざ 足を組む)して、両手を膝の上に組みます。親指と人差し指を結んで臍下(せいか)で組み合わせます。この手の印相を阿弥陀定印といいます。
修業中の釈迦は坐って指を結んで思念しました。両手を合わせて親指を結びました。釈迦の禅定印と称しました。
このように仏像により手の形や組み方などが違うことから、如来、菩薩の区別は印相で見分けがつきます。

