市指定等文化財
小俣観音堂の千手観音立像附注文証文
こまたかんのんどうのせんじゅかんのんりつぞうつけたりちゅうもんしょうもん
データ
- 名称
- 小俣観音堂の千手観音立像附注文証文
- 指定等区分
- 市重要文化財
- 指定年月日
- 昭和61年3月31日
- 種別
- 彫刻
- 所在地
- 笹賀小俣1824-1
- 所有者
- 笹賀小俣区
- 時代区分
- 江戸時代
- 付加事項
所属カテゴリ
- テーマ
- 松本城とその時代
- 地域
- 松本南部
- 分野
- 彫刻
地図
解説
大仏師「されば念入りに仕立べく候」
江戸時代の作です。像高73cmで、元禄2年(1689)の注文証文(附指定)があり、京都四条の松本商人問屋に泊まり注文したものであることがわかります。注文証文には、「京都、大仏師伊兵衛、代金三両二分」とあり、江戸時代仏師の造像、作柄を知る上で興味深いものです。
寄木造、漆箔(しっぱく)、彩色された持ち物、鍍金(めっき)の宝冠、十一面の相好、光輪、台座の結構、すべて整った作例です。木像は当時の専門仏師の手によるものであり、注文証文と合わせ考えるとき、資料的価値は高いものです。観音堂については元禄11年の神社仏閣改帳に記載があり、昭和60年(1985)12月に再建されています。

