データ
- 名称
- 深志神社 神輿
- 指定等区分
- 市重要文化財
- 指定年月日
- 昭和44年7月3日
- 種別
- 工芸品
- 所在地
- 深志3-7-3
- 所有者
- 深志神社
- 時代区分
- 江戸時代
- 付加事項
所属カテゴリ
- テーマ
- 松本城とその時代
- 地域
- 松本城下町周辺
- 分野
- 絵画・工芸品
地図
解説
元禄十一年の棟札が残る城主寄進の神輿
神輿(みこし)のおでまし
7月24・25日の深志神社の祭りは、「天神祭り」とよばれています。天神祭りの本祭りには、南深志の氏子の各町内から、曳き出される舞台が境内に勢ぞろいし16台集まります。
祭りには、松本城主水野隼人正忠直が寄進した元禄11年(1698)の棟札が残されている神輿が2台、境内の拝殿前に展示されます。同じ型の2台のうち、1台が建御名方命(たてみなかたのみこと)である宮村大明神と、ほか1台が菅原道真公の深志天満宮のものです。
本祭りの神事が終わると、舞台がきめられた順に拝殿前から、参道を通って各町内に曳きだされます。そのあと代わりの神輿に御霊代(みたましろ)を乗せ、さらにトラックに乗せて氏子の町内をおでましする神幸(しんこう)が行われます。
神輿の造り
神輿は岡宮神社の神輿と、同じ大きさの同じ型で、金属をつける瓔珞(ようらく)がない四注(しちゅう)造りです。屋根と基礎の台の四面に、宮村大明神のものに梶の葉の紋が、深志天満宮のものに梅鉢の紋がみられます。工芸品として、各部の彫刻や金具の図案もすぐれ、美術的に工芸的に価値の高い重要なものといえます。
収蔵庫に保管される神輿は、岡宮神社神輿の鳳凰(ほうおう)の台座の墨書きにある、大工岡本曾兵衞森勝と増沢佐次兵衞宣政の造りであるといわれます。


