データ
- 名称
- 戸田家伝世の甲冑
- 指定等区分
- 市重要文化財
- 指定年月日
- 平成7年4月28日
- 種別
- 工芸品
- 所在地
- 丸の内4-1
- 所有者
- 松本市(松本城管理事務所)
- 時代区分
- 江戸時代
- 付加事項
所属カテゴリ
- テーマ
- 松本城とその時代
- 地域
- 松本城下町周辺
- 分野
- 絵画・工芸品
地図
解説
藩祖康長着用の当世具足
「熊皮の冑(よろい)」といわれるこの甲冑は、戸田家に代々伝世したもので、戸田康長着用の当世具足と伝えられます。昭和61年(1986)3月、現在の戸田家当主、戸田英冠氏が松本市へ寄贈されたものです。
具足は次のものから成ります。
冑 熊の毛皮使用、脇立、前立、吹返しに六星紋
頬当 黒漆塗り、鬚(ひげ)あり
胴 前胴、後胴、草摺(くさずり)、杏葉(ぎょうよう)に六星紋
袖 化粧板、笄(こうがい)金物に六星紋
籠手(こて) 皺籠手(しわこて)です。手甲に六星紋
佩楯(はいだて) 1 六星紋付。鎖佩楯です
臑当(すねあて) 2 篠(しの)臑当です
初代からの伝世の甲冑として、戸田家で最も大切にされてきた具足です。
戸田家伝来の資史料のうち工芸品は少なく、この甲冑はその中で秀逸のもののひとつです。松本戸田家初代康長が着用したという伝承にふさわしく各所に戸田家の家紋である六ツ星の紋様が配され、この地方の文化史上において特に貴重なものです。

