データ
- 名称
- 西善寺の彈誓上人立像
- 指定等区分
- 市重要文化財
- 指定年月日
- 平成13年7月2日
- 種別
- 歴史資料
- 所在地
- 和田境1317
- 所有者
- 西善寺
- 時代区分
- 江戸時代
- 付加事項
所属カテゴリ
- テーマ
- 松本城とその時代
- 地域
- 松本西部
- 分野
- 彫刻
地図
解説
畏敬の念がこめられた生き生きとした上人像
彈誓上人(たんせいしょうにん)は1551年から1613年にかけて活動した、近世初期の民衆宗教家であり、作仏聖(さぶつひじり)の初祖として名高い人物です。
もともとは清水の念来寺から運び込まれた多くの仏像、什物(じゅうぶつ)のひとつで、念来寺自体は彈誓上人と関係の深い彈誓遺跡寺院とされています。立像の製作者は松本市横田生まれの念来寺八世・彈誓六世相阿と判明しており、製作者が1722年に念来寺に入院し、1735年に没していることから製作年代もこの頃と判明しています。全国の彈誓系寺院に安置されている類似の立像の内では最も古く、初祖彈誓への畏敬の念がこめられ、優れた造形表現をとっています。
檜の寄木造り立像は95cmの高さで、彩色がされていて、直立した彈誓上人が頭には銅製の宝冠(ほうかん)をつけ、長髪で顎ひげをたくわえ、法衣袈裟を着けて合掌している姿は、生き仏としての彈誓上人の様子をリアルに表現しています。

