データ
- 名称
- 上高地
- 指定等区分
- 国特別名勝及び特別天然記念物
- 指定年月日
- 昭和3年3月24日
- 種別
- 名勝地
- 所在地
- 安曇上高地
- 所有者
- 国・穂高神社
- 時代区分
- 付加事項
所属カテゴリ
- 分類
- 史跡・名勝・天然記念物
- テーマ
- 自然の恵み
- 地域
- 安曇地区
- 分野
- 天然記念物・名勝
地図
解説
神々が住まう場所 「神垣内」から「上高地」へ
上高地といえば、大正池や河童橋、梓川の清流と河畔のケショウヤナギ林、眼前にそびえる穂高連峰や焼岳などを思い起こすかたが多いことと思います。そのすべてが文化財に指定されていることをご存じでしょうか?
焼岳-奥穂高岳-槍ヶ岳-大天井岳-常念岳-蝶ヶ岳-徳本峠-霞沢岳の稜線に囲まれた広大な範囲が、文化財として、特別名勝及び特別天然記念物「上高地」に指定されています。つまり、松本平から望む常念岳も、頂上はその一部ということになります。面積は113.27k㎡で、松本市の面積の12%に及んでいます(安曇地区の面積の28%にあたります)。
この「上高地」は、もともと「神垣内」(かみこうち)と標記されていました。昭和3年(1928)に名勝及び天然記念物に指定されました。その前年の昭和2年には、新聞社主催の「日本八景」選定で上高地が「渓谷の部」に選ばれ、9年には上高地を含む北アルプス一帯が「中部山岳国立公園」となりました。また、大正池の水を発電に利用するために釜トンネルが掘削され、10年には河童橋までのバス運行が始まりました。「上高地」が文化財になった昭和初期は、上高地が観光の表舞台に登場した時代でもあったのです。
その後、昭和27年(1952)に特別名勝及び特別天然記念物に指定され、年間百数十万人の訪れる景勝地として現在に至っています。




