データ
- 名称
- 白骨温泉の噴湯丘と球状石灰石
- 指定等区分
- 国特別天然記念物
- 指定年月日
- 大正11年3月8日
- 種別
- 地質鉱物
- 所在地
- 安曇白骨
- 所有者
- 国・個人
- 時代区分
- 付加事項
所属カテゴリ
- 分類
- 史跡・名勝・天然記念物
- テーマ
- 自然の恵み
- 地域
- 安曇地区
- 分野
- 天然記念物・名勝
地図
解説
温泉成分が作り上げた丘
安曇地区の名湯・白骨温泉に、国特別天然記念物「白骨温泉の噴湯丘と球状石灰石」があります。天然記念物の指定はいまから80年以上前の大正11年(1922)で、その後、昭和27年(1952)に特別天然記念物となりました。
白骨のような泉質のところでは、温泉の湧き出し口のまわりに炭酸カルシウム(石灰華)が沈殿します。噴湯丘は、石灰華の沈殿が続くうちにしだいに高くなり、丘のようになった地形です。白骨には百以上の噴湯丘があるとされています。
いっぽう、球状石灰石は湧き出し口付近の湯だまりにでき、直径1~10mm、ときには4cmにもなります。白骨では、たくさんの粒が密着したタイプの標本がよく見られます。
白骨には数多くの源泉がありますが、いまも活動を続けている噴湯丘はなく、多くはやぶにおおわれています。また、球状石灰石を現地で見つけることも困難です。
高瀬川上流の湯俣(大町市)には、現在もさかんに活動している噴湯丘があります。
白骨温泉は中部山岳国立公園の中にあり、環境省指定の国民保養温泉地でもあります。また、隧通しと呼ばれる湯川の天然トンネルや、竜神の滝、中里介山文学碑など、見どころも多彩です。


