1. ホーム >
  2. 国指定等文化財 >
  3. 国重要美術品 >
  4. 手鑑『兎玉集』

国指定等文化財

手鑑『兎玉集』

てかがみ『とぎょくしゅう』

  • 手鑑「兎玉集」
  • 手鑑「兎玉集」
  • 聖武天皇
  • 百竹亭
  • 小野道風
  • 一休宗純

データ

名称
手鑑『兎玉集』
指定等区分
国重要美術品
指定年月日
昭和18年10月1日
種別
書跡・典籍
所在地
中央4-2-22
所有者
松本市(松本市美術館)
時代区分
明治時代
付加事項
  

所属カテゴリ

分類
重要美術品
テーマ
明治から現代
地域
松本城下町周辺
分野
古文書・書跡・典籍

地図

クリックして詳細地図を開く

解説

明治天皇松本御巡会幸の際天覧に供される

池上家の貴重な家宝として
  手鑑とは筆跡観賞のために作られたもので、経巻や和歌集、書簡などの一部を切り取って集め、画帖に仕立てたものです。切り取ったものを「切」と呼び、この切の排列にはおおよその決まりがあります。大聖武といわれる聖武天皇とその妃である光明皇后の鳥蝶切が巻頭にくるのが普通で、その後に親王、摂家、高僧、連歌師などの順で続きます。
  池上家に伝わった『兎玉集』は、明治維新時、故池上喜作氏の母方の祖父が金沢で入手したもので、加賀国金沢藩に伝来したものといわれます。明治13年(1880)の明治天皇松本御巡幸の際中田家において天覧に供するなど、その存在が知れわたることになりました。池上家ではこの手鑑を貴重な家宝として扱い、正倉院の写裂を表に使用し、整理して新しく仕立てなおし、表に聖武天皇以下三二枚、裏に聖徳太子以下四五枚を付しました。
  同画帖に付されているものを作法通りに紹介すると次のようになります。

[表]
  聖武天皇  光明皇后  嵯峨天皇  白河法皇  後白河法皇  後鳥羽法皇  後深草上皇  亀山上皇  後宇多上皇  伏見上皇  後伏見上皇  後二条上皇  花園上皇  後醍醐天皇  尊良親王  小野道風  藤原行成  源順  四条公任  源俊頼  藤原基俊  左京大輔顕輔  藤原清輔  藤原忠家  藤原俊忠  藤原俊成  藤原定家  寂然法師  西行法師  世尊寺伊経  寂蓮法師

[裏]
  聖徳太子  藤原鎌足  吉備真備  菅原道真  伝教大師  慈恵大師  慈覚大師  道元禅師  興教大師  智証大師  文覚大師  大夫坊覚明  俊乗坊重源  大燈国師  親鸞聖人  日蓮聖人  一休禅師  明恵上人  源兼行  藤原清範  藤原秀能  慈鎮和尚  俊寛僧都  源頼政  源頼朝  中将姫阿仏尼  京極良経  九条道家  四辻善政  北条時頼  兼好法師  藤原宣房  藤原為家  二条為世  頓阿法師  慶運法師  浄弁法師  世尊寺行能  世尊寺行房  尊円法親王

  この『兎玉集』は、池上喜作氏が収集された文芸資料を中心とした「池上百竹亭コレクション」として、平成13年にご遺族の方が松本市に寄附されました。

ページの先頭へ