データ
- 名称
- 山崎歯科医院
- 指定等区分
- 国登録有形文化財
- 指定年月日
- 平成8年12月20日
- 種別
- 建造物
- 所在地
- 丸の内2-12
- 所有者
- 個人
- 時代区分
- 明治時代
- 付加事項
所属カテゴリ
- テーマ
- 登録文化財
- テーマ
- 明治から現代
- 地域
- 松本城下町周辺
- 分野
- 建造物
地図
解説
第一号の登録文化財
新しい文化財保護制度
山崎歯科医院は、平成8年(1996)の文化財登録制度発足と同時に、第1号登録として登録有形文化財になりました。この時全国で118件、長野県内では岡谷市の中央印刷社屋が登録されています。
煉瓦住宅のはじまり
山崎歯科医院の建物は長野県におけるレンガ建築の初期の例です。屋根裏の棟木に「明治二十一年八月吉日 建築丸山善太郎 大工飯田重吉 煉瓦積酒井為吉」とあり、明治21(1888)年の建築であることがわかります。この時期、長野県内はレンガ造りの西洋館があまり造られていません。レンガの積み方に二通りあり、一つはフランス積みでレンガの長手(側面)と短手(小口)を交互に横一列に並べていく方法、もう一つはイギリス積みといい一段ごとに長手と短手を積み替えていく方法です。この建物はイギリス積みで、壁面には小ぶりのアーチ窓を開け、寄棟の瓦屋根がのるという構造が、明治期のレンガ建築の典型を示すとともに技術水準の高さを示しています。


