データ
- 名称
- 原田家住宅主屋
- 指定等区分
- 国登録有形文化財
- 指定年月日
- 平成11年10月14日
- 種別
- 建造物
- 所在地
- 入山辺582
- 所有者
- 個人
- 時代区分
- 明治時代
- 付加事項
所属カテゴリ
- テーマ
- 登録文化財
- テーマ
- 明治から現代
- 地域
- 松本東部
- 分野
- 建造物
地図
解説
かつての集落景観をしのばせる蚕室造りの民家
原田家住宅のある入山辺南方(みなみかた)地区は、薄川(すすきがわ)の左岸の急斜面に沿って開けた集落です。原田住宅は、この斜面に屋敷地を構え、東面して建っています。屋敷地は「山辺石」を用いた石積みを用いて平坦面を構成しています。
建物は、総2階建て、切妻造、桟瓦葺で、本屋の周囲に庇をめぐらしています。2階は、養蚕に用いられたもので、当時は間仕切りのない大空間であったと思われます。外壁は真壁造りで、貫と白漆喰の構成が美しく、この地域の建築的特徴を良く示しています。
この地域はかつては養蚕が盛んで、この原田家と同様の養蚕を行うための蚕室造りの民家が数多く見られました。現在では、こうした民家はほとんど見られなくなっており、原田家住宅はかつてのこの地域の景観を伝えてくれる、貴重な建物です。


