データ
- 名称
- 松本館便所棟
- 指定等区分
- 国登録有形文化財
- 指定年月日
- 平成16年3月2日
- 種別
- 建造物
- 所在地
- 丸の内7-39
- 所有者
- (株)松本館
- 時代区分
- 昭和時代
- 付加事項
所属カテゴリ
- 分類
- 登録文化財
- テーマ
- 明治から現代
- 地域
- 松本城下町周辺
- 分野
- 建造物
地図
解説
壮麗な料亭建築を今に伝える
松本市の中心部、松本城の近傍に建つ松本館の旧館と便所棟は平成16年3月に国の登録有形文化財になりました。
登録有形文化財は、平成8年の文化財保護法の改正により導入された文化財の新しい保護制度です。文化財を活用しながら保存する新しい発想で、従来の指定文化財制度を補完しています。ゆるやかな規制で外観を大きく変えなければ、内部の活用は自由にできます。対象となるのは、建築物はもちろん橋・水門・ダムなど幅広い建造物で、築後50年を経過し、広く親しまれていたり、そこでしか見られない珍しい形をしているものなどがその対象となります。
松本館便所棟は、昭和8年頃の建築で、旧館の南西隅に、渡り廊下を介して接続しています。南側は別棟に接し、庭園に面する北側は西八角形型の平面をなしています。内部外部とも軸部を赤く塗り、格天井とし絵様を描き、壁面上部には中国風の欄間を設けているなど、異国風の四阿を模した建築となっています。
旧館も昭和8年頃の料亭建築で、長方形平面の2階建部と、平家建ての北西帳出部からなっています。2階は南端に階段を設けて他は一室の大広間「鳳凰の間」となっており、地元の彫刻家太田南海の手による床柱や、折上格天井、建具など各所に壮麗な内装を備えています。



