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国指定等文化財

旧光屋店舗兼主屋

きゅうひかるやてんぽけんしゅおく

  • 旧光屋店舗兼主屋
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データ

名称
旧光屋店舗兼主屋
指定等区分
国登録有形文化財
指定年月日
平成22年9月10日
種別
建造物
所在地
松本市大手4丁目7番14号
所有者
個人
時代区分
明治時代
付加事項
  

所属カテゴリ

分類
登録文化財
テーマ
明治から現代
地域
松本城下町周辺
分野
建造物

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解説

松本の近代町家建築を代表する建物

  この建物は、明治20年 (1887) に、規模の大きな商家であった平林家により建築されたものです。「光屋」は平林家の屋号で、平林家の当主が現在安曇野市光地区出身であったことにちなんだ屋号といわれています。
  店舗兼主屋は敷地南東に位置し、旧善光寺街道に面して建ちます。木造2階(一部3階)建、切妻造桟瓦葺、平入の町屋で、間口約8間半、奥行き約8間半の規模を持ちます。建物平面形状は、敷地形状に規制され、矩形ではなく、東側に比べ西側が狭く、また南側に比べ北側が狭くなっています。  正面となる東面と背面となる西面に下屋が設けられています。外壁は、下屋柱も含め、腰部は海鼠壁とし、上部は漆喰塗で、道路に面した東側は黒漆喰、他は白漆喰によります。通りに面した2階東面には、観音扉付きの窓が6か所設けられ、建築面積は237.88㎡です。明治31年(1898)に刊行された『松本繁盛記』には、主屋の写真が掲載されており、当時の外観を知ることができます。
  材料は檜材を主とした檜普請であり、江戸時代に高められた木造建築の技術が引き継がれた高度の技術が駆使されています。土間の玄関と店舗の部分は上質の欅が豊富に使われ威厳を添えています。奥座敷には柱や造作の檜に加え、床の間に紫檀・黒檀、床脇に欅、長押に鉄刀木と高級材が適切にバランスよく用いられています。
  このことは、この時期この地方が誇りとした近代和風住宅を象徴したものと言うことができます。現在は飲食店として利用されています。

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